2010年8月13日
質問に答えると手紙やスピーチ原稿を自動的に生成する「直子の代筆 Windows版」(8190円)を無料でもれなくプレゼントする企画が始まりました。(PRです)さらに、一件の申し込みにつき300円を日本赤十字社に寄付いたします。→詳しくはここをごらんください。2010年10月末で閉め切ります)

直子の代筆
思えば私の姉を驚かすために作った「直子の代筆」。姉の評価は散々でしたが、いまだに多くの方に使われている商品です。
Summary: Naoko no daihitu(Naoko writes for you) is now available for FREE! Don’t miss it. The special offer expires on Oct. 10,2010. The product has been supported by millions of computer users since its release. As the producer, I am very proud of this campaign. For each download, we donate 300 yen(USD 3.50) to the Japanese Red Cross Society. (M.N)
カテゴリー: 企画 | コメントはまだありません »
2010年8月4日
先週末、小学生の姪と甥が遊びに来ました。話を聞くと、「千と千尋の神隠し」が大好きだということで、もう10回以上もDVDを観ているらしいです。以下、彼らと私の会話です。
何回も観たの?
10回以上観た!
同じDVD観ても面白くないでしょう?
面白いよ。
でも、毎回少しずつストーリーが変わったらもっと面白いと思わない?
・・・・・
友達を呼んで、一緒に観ても今までとストーリーが違うから楽しめるし。
それ面白いかも。
学校で「千と千尋の神隠し」の話をしても、微妙に話が合わなかったりして、楽しくない?
それ、面白い!
姪や甥たちは私がアホだと思っています。
Summary: My nieces and nephew visited me last weekend, and I proposed a new type of DVD, because they say that they watch the very same “Spirited Away” DVD repeatedly. The new DVD has a function that changes the story line every time it is played so that they will never get bored. My little nieces and nephew loved the idea.
カテゴリー: アイデア | コメントはまだありません »
2010年7月25日
ロバート・オッペンハイマーという物理学者がいました。彼はマンハッタン計画というアメリカ原爆研究の中心的な人物で、その開発を主導した人物です。以下は彼の有名な言葉です:
The physicists have known sin; and this is a knowledge which they cannot lose.
物理学者は罪を知ってしまった。それは決して忘れることのない知識だ。
ディラックという物理学者が「物理学者」と「詩人」の違いを述べています:
詩人:誰でも知っていることを誰にもわからない言葉で説明する
物理学者:誰も知らなかったことを誰にでもわかる言葉で説明する
ですから原爆の知識を知ってしまったら、誰にでもその知識は理解できるわけです。技術的なノウハウは別として、小国でも今や原爆や水爆を持てるのは、開発当時でも簡単に想像できたことでしょう。
先ほどイランが「水爆(原爆の上を行く原子爆弾)」につながる核融合の研究をスタートさせる、というニュースを読み、オッペンハイマーのこの言葉を思い出しました。
Summary: Iran is developing H-bombs.
J. Robert Oppenheimer, scientific director of the Manhattan Project, left us a statement that we should always remember: “
The physicists have known sin; and this is a knowledge which they cannot lose.“ Here’s another quote by P.A.M.Dirac: “
In science one tries to tell people, in such a way as to be understood by everyone, something that no one ever knew before. But in poetry, it’s the exact opposite.“
カテゴリー: 一言 | コメントはまだありません »
2010年7月21日
大学院生のころ、学部生に物理の実験を教えていたのですが、そのときの生徒をネットで検索していたときのことです。そのうちの一人の名前
Jasmine
とGoogle検索しようとしてして、J を Y とタイプミスしたのがすべてのはじまりでした。偶然見つけたブログはスウェーデン語。写真を見るとかなりの美女!
ということで早速Googleが提供する機械翻訳の助けで内容を読んでみました。ちなみに「スウェーデン語→日本語」はほとんど実用にならない翻訳レベルですが、「スウェーデン語→英語」は7割がた意味が通じます。
その内容が結構心に染みたのです。そんなわけで最近はコメント欄でメッセージを書き、その返事をもらう・・・・という実に楽しい毎日を送っています。う、いとが・・・・
Summary: I was looking for one of my students I taught back in graduate school on the Internet. Her name is “Jasmine xxx” . But I happened to spell her name “Yasmine xxx” by mistake, and found a Swedish blog with some beautiful photos…..
カテゴリー: 出来事, 恥 | 2件のコメント »
2010年7月7日
人は決断をするときや多くの選択肢から一つを選ぶとき、迷います。そしてときに何をどう選んだらよいのかわけもわからず「エイヤー!」と選択します。そんなときのために、皆さん、迷わないとってもいい方法を教えてさし上げましょう!実に簡単です。そう、人生における「原則」をきめることです。
私の場合、人生の原則は「面白い方を選ぶ」です。
二人の美女に同時に迫られたとしましょう。二人と同時にデートをするなんて私にはできませんから、迷います。そこで自分に聞くのです。「どっちが面白い?」 例えば二つの仕事が同時に入ってきて、一つしかできないとしましょう。どっちを取る?もちろん「面白い方」です。ここに迷いはありません。
人はいろいろなことなことを考えるから迷うのです。しかし私のような生き方をすると選択する基準は「最終的に」ひとつですから迷うこともなく、さらに人生に一貫性が生まれます。一貫性がある人生なんて、かっこいいでしょう!クールです。
そういうわけで選挙です。どの政党を選べば私が面白い人生を歩めるのか、という基準で投票先を考えています。私が面白いと思う人生は・・・・先月私を極限の興奮状態に導いてくれた「はやぶさ」・・・・そう、大好きな科学技術に一番金を使ってくれそうな政党に(候補者に)投票する予定です。
目指せ科学技術立国です。科学技術で先頭を走らない限り日本は貧乏になるぞ!そんなの面白くない!「スプリング8」復活だ!
カテゴリー: アイデア | コメントはまだありません »
2010年6月15日
「はやぶさ」が無事帰還したことで、予算についてこんな話が伝わっています。
- 麻生政権は「はやぶさ2」の今年度予算に17億円を計上していた
- 民主党に政権が移行し、その額が5000万円に
- さらに事業仕分けで3000万円まで減額
- ところがはやぶさが帰還すると、現政権が「言い訳」を始めた
しかし、皆さん、ここで勘違いをしてはいけません。科学とか技術の新しい分野で挑戦する場合、リスクが伴います。「はやぶさ」のように大成功したから予算を計上する、という考え方が定着するのは非常に危険です。
そもそもチャレンジ精神にあふれたプロジェクトは多くの場合失敗するのです。成功したから予算を出し、失敗したから、失敗しそうだから予算を出さない、なんていう近視眼的なことでは、科学・技術行政は失敗します。
日本は科学立国となって初めて豊かで安心した生活が送れるわけです。「はやぶさ」の成功を喜ぶと同時に、まじめに勇気を持って新しい分野に挑戦をしている科学者・技術者を応援する、広い心を持った政府の対応を心から希望します。
高速道路を無料化したり、金持ちにも子供手当てを配るくらいなら、新しいことに挑戦する若い科学者・技術者に投資をしてください!結果に左右されるような予算配分が適用できない分野もあるのです。
はやぶさプロジェクトが開始されたころ、科学者や技術者の多くが成功するなんて思っていなかったのです。よくぞ当時の政府はこの予算を認めてくれたものです。自分ならできなかったと思う。
追記:だらだらと長く書きましたが、結論です。「物事には原理原則が必要だ。」原理原則=ポリシーみたいなものです。
カテゴリー: アイデア, 一言 | コメントはまだありません »
2010年5月29日
昨年、あの世へ旅立つ寸前までいった父に
ずいぶんと元気になったね
といったら
病気になる前から元気だ
だって。笑った。
追記:祖母が老眼鏡を新調し、店員に新聞を渡されたときの会話です:
どうです、字はよく見えますか?
はい、読めない漢字までよーーく見えます。
似たもの親子、というやつでしょう。
Summary:My father, who was about to die last year, miraculously became well. Here’s our conversation : “Dad, you get really well.” “Son, I’ve been always well since before I got sick.” My grandmother was asked by an optician. “Do you see the small words on the newspaper?” “Sure! I can even see the words that I don’t even understand!” Like mother, like son.
カテゴリー: 一言, 生と死 | コメントはまだありません »
2010年4月25日
人、といっても父ですが、父の極めて重篤な病気を楽しむひどい息子の私M.Nです。
以前このブログにも書いたように、2009年夏は大変でした。そもそも父の肝臓に腫瘍(癌)ができたのは「肝硬変」という、後戻りしないといわれている病が原因です。この病気は字の如く、肝臓が固くなり、機能しなくなる病気です。肝機能が低下すると
- 化学工場である肝臓がいろいろなものを処理できなくなる
- 例えばアンモニアを分解できなくなり、血中アンモニア濃度が高くなり、脳症(痴呆と同じような症状)が起きる。(最後は昏睡状態から死にいたる)
- 肝臓が固くなるので肝臓内の血流が悪くなり、その血流が迂回することで食道静脈瘤ができ、それが破裂して失血死する。
- また、父のように肝細胞がんができる場合がある。
さて、家族にとってこのような重病人を抱えるというのは実に大変なことです。しかし、私の人生の基本方針は「なんでも楽しもう!」なので、父のこの病気を楽しんでします。
例えば先日ロイター通信があるニュースを配信しました。それによれば
肝臓病の末期症状の患者にカカオ成分が多いチョコレートを食べさせると、食道静脈の血圧が劇的に低くなる
というものでした。肝臓が固くなる、ということは血液が流れにくくなるということです。その結果として心臓が血液を送り込もうとしても通りが悪く、肝臓の手前の血圧が異常に高くなる、というわけです。しかしチョコを食べるとその血圧が下がるということらしいのです。
これはどういうことかというと、たぶん、カカオの成分によって肝臓内の血管が広がり、血液の通りが良くなるということでしょう。そうなると、食道静脈瘤を防ぐ以前に、肝機能をよくする可能性があります。なぜかというと、肝臓に血液がよく流れるようになるからです。
私の父は幸い、上の3にある静脈瘤はありません。しかし、肝機能が低下しているので便秘などをすると2にある血中アンモニアが上昇し、突然脳症を発症することがあります。でも、でも、もしかしたらチョコを食べるとこれを回避できるかもしれない!
そう思うと、なんだか楽しくなります。実験したくなります。ということで、先週より父は、大好きなチョコレートを毎日食前に食べています。父はチョコが食べられて幸せ・・・私は実験ができて楽しい・・・
病気はつらいとか悲しいだけではありません。是非皆さんも楽しみましょう♪
カテゴリー: アイデア, 実験, 生と死 | コメントはまだありません »
2010年4月24日
景気が悪くなると、どの会社も経費を削減することをまず考える。さらにじっと我慢する会社もおおい。
かつてHondaの経営が危ぶまれたころ、資本金の何倍もする機械を本田宗一郎が購入したそうだ。新しい機械で効率を上げよう、ということだったらしい。
無駄を減らすことも大切だけど、景気の悪い時に金の賢い使い方を考えることこそ、表舞台に立つべきだと思う。無駄遣い追及の場をショー化し、一方で考えもなくばらまく・・・。
このブログのサブタイトルである「偉大なる精神は思想・アイデアを、平均的な精神は出来事を、貧弱な精神は他人について語る – E.ルーズベルト」に当てはめると、このエントリは貧弱な精神にあたるのかな?えへへ。
カテゴリー: 一言, 大恐慌 | コメントはまだありません »
2010年4月22日
ある英語のサイトを見ていたら、ピカソがこんなことを言った、と書いてありました。(英語で言ったかどうかは定かじゃありませんが)
It takes a long time to become young.
若くなるには時間がかかる
一見矛盾しているようにも感じるでしょうが、私には実によくわかる一言です。巷ではよく「ジェネレーションギャップ」だとかいう人がいますが、それはただ単に好きな曲が新しいとか古いとか、ファッション感覚が違うとかという、実に表面的なことです。もちろんピカソはそんなことを言っているのではなく、たぶん「新しいことができるかどうか」が若さの基準であり、新しいことができるようになるまでに時間がかかった、と言いたかったのでしょう。私の解釈ですが、きっと正しと思います。
一般的に新しいことをするのは若者だと考えられています。しかし多くの若者は(そして年寄も)新しいことなんて何もしません。流行を追い、人の真似をするのです。だから「年寄」と変わりありません。しかしたぶんピカソは、年齢とともにどんどんと創造的になったのでしょう。(実際、彼の若いころの絵は普通でした)
ということで、私は年齢とともにどんどんと若くなる、そんな理想的な生き方をしたいです。ちなみに10代のころの私は、物理オタクで、今から考えると今よりもかなり年寄でした。そして今の私が「ジェネレーションギャップ」を感じるのは、新しいことに挑戦しない人と話すときです。
カテゴリー: 一言 | コメントはまだありません »