オリジナルではないのですが・・機転に感動したので

2012年2月2日

あるサイトで紹介されていた「実話」を読み、その対応方法の機転に感動したので紹介します。

50代とおぼしき白人女性が席に着き、隣の席の黒人男性を明らかに毛嫌いした様子で見ると、スチワーデスを呼んだ。

「どうかいたしましたか?」
「あなたわからないの。黒人の隣の席をあてがわれたのよ。席を換えてちょうだい。」
「落ち着いてください、お客様。残念ながら本日は満席でして・・でも確認してまいります。」

スチワーデスはその場を離れ、数分後戻ってきた。

「お客様、先ほどお話ししましたようにエコノミークラスには席がございません。エコノミーには席はなかったのですが、機長に確認しましたところ、ファーストクラスならばございます。」

その女性が何か言おうとしたが、かまわずスチワーデスは続けた。

「当社といたしましてはエコノミーのお客様をファーストクラスにご案内することは通常いたしません。しかし不愉快な思いをさせる方の隣にお客様をご案内することは避けるべきだと思っております。」

するとスチワーデスは黒人男性に向かってこう告げた。

「ということで、お客様、もしよろしければ荷物をまとめていただき、ファーストクラスにご案内いたしたく思います。」

すると近くにいた乗客が拍手をはじめ、中にはスタンディングオべーションをするものまで現れた。

もし人種差別に反対ならばこの話を皆に伝えてください。

A 50-something year old white woman arrived at her seat and saw that the passenger next to her was a black man. Visibly furious, she called the air hostess.
“What’s the problem, ma?” the hostess asked her.
“Can’t you see?” the lady said – “I was given a seat next to a black man. I can’t seat here next to him. You have to change my seat”
- “Please, calm down, ma” – said the hostess “Unfortunately, all the seats are occupied, but I’m still going to check if we have any.” The hostess left and returned some minutes later.
“Madam, as I told you, there isn’t any empty seat in this class- economy class. But I spoke to the captain and he confirmed that there isn’t any empty seats in the economy class. We only have seats in the first class.”
And before the woman said anything, the hostess continued
“Look, it is unusual for our company to allow a passenger from the economy class change to the first class. However, given the circumstances, the commandant thinks that it would be a scandal to make a passenger travel sat next to an unpleasant person.”
And turning to the black man, the hostess said:
“Which means, Sir, if you would be so nice to pack your handbag, we have reserved you a seat in the first class…”
And all the passengers nearby, who were shocked to see the scene started applauding, some standing on their feet.”
SHARE IF YOU ARE AGAINST RACISM!

こちらのサイトからの引用です。(この話は1998年頃より知られていたらしいです。一部のサイトでは「実話」ではなく、「都市伝説」ではないか、と説明していました)

出入り禁止になってしまった(涙)でも私が悪いです(反省)

2012年1月30日

先ほど東京トヨタ上板橋店の副店長さんと話をしたのですが、私、出入り禁止になりました。どうも私が悪いようなのですが、事の顛末を簡単に説明します。(注意:以下に説明するように東京トヨタ上板橋支店には一切の落ち度はありません。私が馬鹿で無礼なだけです。

ひとつ前のエントリーでオイル交換について書きました。これまでの出来事のポイントだけを要約するとこうなります。

  1. 東京トヨタ上板橋店で「オイル交換のサイクル」について聞いた
  2. 答えは5000キロ、6か月ごと
  3. 「そんなに短いんですか?」と聞くと、「そうです」という答え
  4. 「それってディーゼルエンジンだから?」と聞くと、「そうです」との答え
  5. 家に帰り、「今時のエンジンはそんなにヤワなはずはない」と思い念のため取扱説明書を読む(はじめから読んでおけよ、と自己突っ込み)
  6. そこには「2万キロ、12カ月おきに交換」とある!
  7. 翌朝、東京トヨタ上板橋店に電話で確認する
  8. 「5000キロって本当ですか?」「はい」「でも取扱説明書には2万キロってあるんですが」
  9. しばらく「シビアコンディション(過酷な条件下での運用)」などの説明を受ける
  10. 「じゃぁ、トヨタ自動車(メーカー)の取扱説明書の間違い?」「・・・・」(注意:東京トヨタは販売会社でメーカーではない)
  11. しかし最終的に「2万キロごとというのを忘れていました」ということで一件落着!

さて、ここから私の「間違い」「勘違い」がはじまりました。はい、私は短気&へそ曲がり&アホです。私の頭の中では次のような「間違った論理」が展開されたのです。

  1. プロがオイル交換の時期を間違えるのか?
  2. それも取扱説明書の4分の1だぞ!2万キロを1.5万キロっていうならわかるけど
  3. いや、オイルは早めに交換しても害はない・・・でもあまりに違いすぎる
  4. でも不安になるなぁ・・・・どっちが正しいんだろう。常識的に考えればメーカーの説明書だけど
  5. もしかしたら、「やられた」かな?不安をあおって不必要な交換サイクルの説明を受けたのかもしれない!
  6. もし不安をあおって商売しようとするならばこれは悪質な詐欺かもしれない!
  7. 立ち上がれ!俺!

いや、この段階で私の馬鹿さ加減炸裂です。実際にこの時点で東京トヨタ上板橋支店では「説明を間違えた」と少なくとも担当者の一人は認めていたのですから。(注意:オイルは早めに交換しても害は一切ありません。ただ本当にそれが必要かどうかは別問題です。今回の場合メーカーであるトヨタ自動車は2万キロごとという一つの指針を正式に出しています)

しかしもうこうなったら私のような馬鹿ものはなかなか止まることができません。

不安をあおって商売しやがって!そうにきまってる!よし、こうしよう。「5000キロを2万キロと間違って説明した」と文書で出してもらおう。もし出せるならば彼らがいうように今回は特別なケースだったといえるだろう。でももし出せなかったら・・・・きっと他の客にも、会社ぐるみで故意に説明書に書いてあることを説明していないとみることができる。だってもしそうなら、文書で出すとでかい問題になるから。うん、やろう!(完全におバカさんです、私は)

そしてその後何回かやりとりがありましたが(おバカな私は正義感に駆られ突き進みました・・・恥ずかしい)、結局「2万キロを5000キロと間違いました」、という文書はいただけませんでした。「文書で出す必要性がない」から、ということらしいです。そして私が200%悪いのですが、「M.Nさんとはお取引きしたくありません」と出入り禁止を宣告されたのであります。あぁ、情けない。生まれてはじめての出入り禁止命令。(おっと、正確には大学時代ある数学の授業で出入り禁止になったので2回目か)

ちなみに「当初のアドバイス通り5000キロでオイルを交換するので、(普段私のような素人が見ることのない)廃油を引き取り、劣化しているか確かめてみたい」と申し出たのが出入り禁止の引き金になったのかもしれません。まぁ、私は多分最悪なお客だと認定されたのだと思います。

でも最後に副店長さんに聞きました。

「あの間違った説明は私だけで、他のお客さんにはしていませんよね?」
「・・・・・・・なぜそれをあなたに話さなくてはいけないんですか?」
「いえ、ただ確認したくて。他のお客さんには取扱説明書の内容は説明しているんですよね?」
「・・・・・・ちゃんと説明していますよ・・・」

なんとすばらしい!流石天下の東京トヨタ!!!!ちゃんと説明をしていました。今まで町のガスステで「お客さん、3000キロごとに交換ですよ、エンジンを大切にするなら」とか、オイル交換直後に「オイル汚れてますね。交換した方がいいですよ」とすすめられていた私としては、副店長さんのこの一言、「ちゃんと説明していますよ」はもう、涙が出るほどうれしかったです!

私が馬鹿でした。東京トヨタの皆さま、疑ってごめんなさい。(涙目)

でも出入り禁止は解除されそうにありません。ということで、せめてもの罪滅ぼしとして、正直に、きちんと取扱説明書の交換サイクルを説明しつつ、ユーザーを思って誠実に整備をしている東京トヨタの皆さんに賛辞を贈りたいと思います。皆さんは誠実です!不誠実な人生を歩んできた自分が恥ずかしくてたまりません!

でも僕は出入り禁止・・・今後、整備、どこに出せばいいんだろうか・・・(涙)そうだ!トヨタ(メーカー)に相談しよう。

追記 そういえば、東京トヨタと同じように誠実なベンツやBMWのディーラーは、(車種により多少違いますが)2万キロないし2.5万キロ走るまでオイルを交換しないそうです。欧州での環境意識が影響しているのでしょうか。

追記2 : こんなエンジニアの書き込みを見つけました。また、その後トヨタの「お客様センター」で確認したところ、十分に余裕を持った交換時期が2万キロ(12カ月)だということです。

安全率とエンジンオイル交換サイクルを考える

2012年1月25日

住所不定のプログラマになってちょうど1カ月。キャンピングカーの無料1カ月点検の時期になりました。トヨタの「Dyna」というトラックがベースとなっているこのキャンピングカーには、3000ccのディーゼルターボエンジンが搭載されていて、今日、東京トヨタでその点検を受けたのです。その時に気になっていたことを聞いてみました。

オイル交換はどれくらいのサイクルでしたらいいの?

で、その答えは「6か月か5000kmの早い方で交換」だって。そこで常識的に考えてみました。もしトラックが毎日東名・名神高速道路を使って東京・大阪間を行き来したら(商用車では普通でしょう)、10日で5000km走ることになります。そうなると月に3回オイルを交換することになります。

本当かよ!

そこで基本に立ち返り、Dynaの取扱説明書を読んでみました。するとこう書いてあります。

ディーゼル車の場合、12カ月または2万キロごとにオイルを交換のこと

ネットで調べてみると、多くの人が「エンジントラブルがいやなら5000kmごと」という意見を熱弁しています。ここで2万キロごとを信じるのか、ディーラーをはじめとする大多数の5000kmごとを信じるのか。

私は迷うことなく2万キロごとを信じます、はい。理由はいたって簡単。2万キロごとにオイル交換してオイルの劣化が原因でエンジンが壊れたらトヨタに責任を取ってもらえるから。でもトヨタだって馬鹿じゃありません。根拠があって「2万キロごと」と言っているに違いないはずです。そしてネットで熱弁をふるっている皆さんは、科学的根拠を持ち合わせていない可能性が高いと思ったのです。(ちなみにトヨタに直接「ディーラーでは5000kmごとに換えろと言われたが本当か?」と聞こうかと思ったけど、取扱説明書を彼らが否定するわけもなく、聞くのも時間の無駄なのでこれもやめました。)

さて、ここで「安全率」の話をします。安全率というのは「実験や計算で求められた限界値だと少し心配なので、余裕を持たせる割合」のことです。例えばある種の飛行機の場合、想定される最大の力の1.6倍まで耐えられるように作ります。当然自動車のオイル交換についてもこの安全率が設定されているはずで、2万キロというのは「余裕」で大丈夫だと確認された値であるはずです。(想像ですがオイル交換の場合、安全率は50%とか、2倍を取っていてもおかしくないでしょう)

 

ベースはトヨタのDyna

ベースはトヨタのDyna

そういうわけで、オイル交換は大多数の根拠なき主張を無視し、2万キロごとにすると決めました。(いくら科学的に大丈夫だ、と言われても心配する人が多いというのはあの悲劇から理解しているつもりです。しかし科学的・理性的・常識的に考えないと無駄なお金を使うことがある、というのも事実です)

2012/1/26 22:13 追記 ディーラーに電話で確かめてみました。「5000キロと言ったのは記憶違いからの間違いで、2万キロごとでいい」ということでした。ちなみに「記憶違いからの間違い」とは私は思っていません。不誠実な商売から業界全体が不正確な情報を流しているだけです。(2012/1/30補足 ディーラーの話によればたまたま私への説明が間違っていただけで、オイル交換のサイクルについては取扱説明書どおりに説明しているそうです)大多数が大声で叫べばそれが事実となる、という典型例じゃないでしょうか。

エンジンオイル

住所不定のプログラマ - アイドリング充電の実験

2012年1月21日

キャンピングカーを事務所として使い、インターネットに接続する・・・さらに室内灯や冷蔵庫、電子レンジ、PC、ポンプなど電気に頼っているものが多数あります。そうなると電気をどう確保するか、という問題が出てくるわけです。

通常は

  1. サブバッテリーという、生活用電源を貯めるバッテリーを用意する
  2. 充電には家庭用電源、太陽電池、走行充電(走行中に発電した電気で充電)でまかなう
  3. 人によっては小型発電機(夜店で見るやつ)を使う場合もある

一度旅に出ると有料のオートキャンプ場などを利用しない限り家庭用電源は使えないので、その他の方法に頼らざるを得ません。さらに太陽電池も容量に限界があり(ある程度のものでも、一日の冷蔵庫分しか発電でいない)、小型発電機は騒音と取り扱いの煩雑さという問題も考慮しなくてはいけません。そこでこう思うわけです。

充電するために移動する(自動車を走らせる)のは効率が悪すぎる。じゃぁ、アイドリングで充電できないの?もしできるなら、小型発電機もいらなくなるのに。

ネットで調べると「アイドリングではバッテリーは充電できない」という意見が大多数です。そこで確かめました。

アイドリングで充電中の電圧

アイドリングで充電中の電圧

そのときの充電電流

そのときの充電電流

アイドリング充電する前の電圧は12.5Vで、充電電流は(当然ですが)充電が進むにつれ次第に小さくなります。しかし、このようにかなりいけています。(仮に平均30Ahの電流であれば、1時間でソーラーパネルが晴天時に発電する1日分を稼げます)

使っているバッテリーの充電電圧など環境によって変わるでしょうが、このようにアイドリングでも十分充電されます。ネットには数多くの情報がありますが、鵜呑みにしてはいけません!私はもう少しで小型発電機を買うところでした。

教訓:ネットの情報は発信者の「感覚」に頼るものが多く、確認するまで信じてはいけない。

キャンピングカー

住所不定のプログラマ - 食事

2012年1月21日

最近、住所不定のプログラマになった私の食事事情についてお話します。旅に出ると普通は外食、それも少し贅沢をするものです。しかしキャンピングカーは「家」でもあるわけで、毎日「出先」で外食などしていたら胃にも悪いし財布にも失礼です。そういうわけ自然と自炊となります。

朝市で配られていた無料の魚と野菜のみそ汁

朝市で配られていた無料の魚と野菜のみそ汁

このおいしそうな味噌汁、具沢山です。ある朝市で無料配布していたものをいただきました。寒さの中、うまかった!でも、毎日こういう無料のグルメを楽しめるわけではありません。当然、スーパーなどで食材を仕入れ、キャンピングカー内での自炊となるわけです。でも、やはり、安くて地元の新鮮な食材を食べるのが基本となります。

朝市で野菜と干物を購入

朝市で野菜と干物を購入

これは漁港近くの朝市で購入した野菜と干物、合計500円。

ある日の朝食200円也

ある日の朝食200円也

そしてこれがある日の朝食。(この日はこれに生卵を一つ追加しました)ご飯は車内で炊きます。ちなみにいつもどんぶり飯となります。

と、ここまで書いていて思いました。このブログのサブタイトルにあるルーズベルト夫人の言葉によれば「出来事」を書くだけではまだ「平均的」な精神となってしまいます。(批判、批評、噂話よりはいいですが・・・)ということで、偉大なる精神を目指す私です、ちいさなアイデアですが一つ紹介しましょう。

小さなシンク(カバーつき)

小さなシンク(カバーつき)

これは車内にあるシンクです。カバーがついているのは台所が狭いので洗物をしないときには調理台として使えるようにするためです。そう、台所(キッチンなんていえる代物ではない)はとにかく狭くて小さくて使い勝手が悪いのです。とにかくおき場所がない。とういうことで小さな工夫をしました。

カバーの裏にスポンジや石鹸を取り付け

カバーの裏にスポンジや石鹸を取り付け

カバーを開けた写真です。カバーの裏に吸盤でスポンジや石鹸を取り付けてあります。スポンジはシンクのカバーを開けたときにしか使わないし、閉めているときにはシンク内にあっても一向に困りません。はは、これはかなり気に入っている工夫です。

住所不定のプログラマ - 加湿器を自作

2012年1月21日

住所不定のプログラマである私の本拠地はキャンピングカーですが、冬のこの時期の困った問題は空気の乾燥です。私のキャンピングカーにはFFヒーターが搭載されていて、軽油(ディーゼル燃料)で室内はいつもホカホカ。外気温が零下10度でも室内は20度以上です。ところが問題は極度の「乾燥」。正月に山中湖で富士山を眺めながら事業計画などを立案した時も、乾燥でのどを痛めました。

そこでネットでいろいろと検索したところ、加湿器を導入している人が多数おりました。でも市販の加湿器は電気をかなり消費します。加湿機以外ではタオルを濡らして干すとか・・・・でもよく考えてみると水を水蒸気にするには二つの条件が必要です。

  1. 熱を与える
  2. 風を吹き付ける

加湿器もこの原理を使いますが、でも、加湿器がなくてもこの条件は既に整っています。そう、FFヒーターの熱風出口です!そこで車上生活でもっとも重要な資源の一つ、電気を使わない完璧な加湿器を自作!

自作の加湿器

自作の加湿器

温風出口付近に設置した自作加湿器

温風出口付近に設置した自作加湿器

一晩で400cc位乾燥していました。もちろん朝起きてものどは快適です。材料費は100円ショップで購入した容器+ハンドタオル、合計200円。

加湿器

住所不定のプログラマ

2012年1月20日

2012年は「住所不定のプログラマ」として、日本中を旅しながらプログラムを組もう、と思っているM.Nです。そういうわけで今回はその道具をご紹介します。

これで旅します

これで旅します

そう、このキャンピングカーで開発の旅に出る、というのが今年の私の「仕事」。全長516cm、幅211cm、高さ320cm、重さは3t強。「自動車」としての機能は当然のことで、いろいろな設備が整っています。定員7名。

  • ベッドは常設3つ。一つは200cmx200cmのビッグサイズ(運転席の上です)
  • さらに椅子を倒せば4つ目のベッドが出来上がり
  • 100V電源
  • 家庭用クーラー(夏、エンジンを止めても涼しく過ごせる)
  • FFヒーター(エンジンを止めても温かく過ごせる)
  • 90Lの冷蔵庫
  • トイレ
  • シャワー
  • ボイラー(プロパンでお湯を沸かす)
  • シンク
  • コンロ
  • 電子レンジ
  • TV
  • ネット環境
  • プリンタも搭載
  • ソーラーパネル(約200W)
室内

室内

料理もできる

料理もできる

トイレ&シャワー室

トイレ&シャワー室

この「車」で何を計画しているかというと、

  • もちろん本職のプログラマとして、「開発」をする!
  • でも景色のいいところで開発をする!
  • さらに地元の美味しい食材で料理も楽しむ!
  • 春になったら日本中でシステム開発だ!
車窓から

車窓から

昨年末は山中湖の畔でデータ処理の仕事&今年の事業計画を立てました。そういうわけで、遅くなりましたが今年もヨロシク!

スティーブ・ジョブスと鈴木章

2011年10月8日

スティーブ・ジョブスさんのことは皆さんもよくご存じでしょう。しかし、鈴木章さんのことはほとんどの方が忘れているでしょう。鈴木さんは2010年度のノーベル化学賞を受賞した北海道大学の名誉教授です。鈴木さんは「鈴木・宮浦カップリング」の発見、開発で世の中を豊かにした功労者です。この発見は、血圧降下剤から液晶ディスプレイのようなものまで、より効率よく、低価格で製造できるようになりました。

さて、ジョブスさんが世の中を変えたことは皆さんもご存じでしょう。そして彼が亡くなってからは、アップルストアーに献花する人々がいたり、各メディアでも特集が組まれたりとその評価は驚くほどです。一方鈴木さんも社会に与えたインパクトとしては負けてはいません。

  • 鈴木・宮浦カップリングの経済効果は年間1兆円以上
  • 特許も取らず、この発見は世界中で自由に使われている
  • iPhoneと違い、途上国の人々にも恩恵をもたらした!

しかし、にも関わらず、鈴木さんはジョブスさんよりも影が薄いです。なぜでしょうか。

  1. 特許を取らなかったから金持ちでない
  2. 普通の家に住んでいる
  3. 経営者ではない
  4. 最終商品を作っていない
  5. メディアに露出する機会がほとんどない

ジョブスさんも社会を変えたように、世の中を豊かにし幸せにした人は他にも大勢います。願わくばその評価を平等に与え、次の世代が鈴木さんのような科学者を目指す世の中になってほしいものです。

こういう人がいてもいい

2011年10月6日

1923年の関東大震災では12階建て52mの当時としては超高層ビルであった凌雲閣が倒壊しました。その後1967年まで高層ビルは規制で造れませんでした。その最大の理由がこの崩壊とされています。

地震が多いこの国には、高いビルは危険き極まりない、という常識的な考えです。

凌雲閣(りょううんかく)

凌雲閣(りょううんかく)

ところが、世の中にはまじめにコツコツと「地震にも耐えられる高層ビルを造ってやる!」という、庶民感覚とはかけ離れた情熱を持った少数の技術者がいました。(国民全体から見ると小数派、でも技術者の中ではそれほど少数派ではなかったのかな?)

そして1967年には36階建ての霞ヶ関ビルが建てられました。柔構造という、竹のようにしなやかな構造で地震に耐えられるビルです。そして今や、

地震で近代的なビルが崩壊すると思う人は少数派です

今、日本の原発が安全だなんて思う人は少数派でしょう。しかしです、私はこの状況下においても真剣に、まじめに、情熱をもって「安全な原発を造ってやる」と思っている技術者がこの国に少しでもいいからいてほしいと思うのです。少しはいてもいいでしょう、そういう人!?

ランドマークタワー

ランドマークタワー

放射性物質入りのキーホルダーと花火や薪

2011年10月2日

先月、規制値の12倍の放射性物質を含むキーホルダーを売ったとして、中学三年生が書類送検されました。

キーホルダーはプラスチック製の円柱形で、長さ約5センチ、直径約1センチ。トリチウムは、同法が規定する規制値の1ギガ・ベクレルの約12倍だった。文科省によると、規制値を超えるトリチウムの販売には、同省への届け出や許可が必要。
(読売新聞 2011年9月28日)

さて、許容範囲である(届出なしで売れる)規制値「1ギガべクレル」とはどれほどか。

1ギガベクレル=1,000,000,000ベクレル=10億ベクレル

食べるものでない限り、この程度の放射性物質は規制範囲内で売買が可能だそうです。さて、今年8月に京都で燃やせなかった薪は「表皮」1kgあたりおおよそ1000ベクレルでした。1億ベクレルのキーホルダーなら自由に販売でき、1000ベクレルだと燃やせない・・・というのも不思議です。ちなみに人が亡くなり火葬されると、約6000~7000ベクレルが「燃やされる」ことになります。乾燥昆布1kgだと、2000ベクレルが燃やされることになります。先日愛知県で打ち上げが中止になった花火は数十ベクレルの同位体が検出されています。(そもそも同位体が含まれないものなど世の中には存在しない)

ちなみに規制値の12倍の同位体を含んだ(120億ベクレル=12,000,000,000ベクレル)キーホルダーが壊れた場合どうでしょうか。新聞の続きです。

「仮にガラス管が破損しても、人体への影響はほとんどない」

身近には皆さんが想像する以上の放射性物質が存在します。ラジウム温泉1リットル(約1kg)あたり10万ベクレルといった具合です。心配する前に理性的にならなければ、東北が復興することなんてありえません。

*追記 キーホルダーに放射性物質を使っているのは、「光らせる」為です。少し前まで日本でも売られていた蛍光塗料にも放射性物質が使われていました。