なんていい加減な! by M.N

偉人は思想・アイデアを、平均は出来事を、愚か者は他人について語る E.ルーズベルト

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寒冷化

確かめるのが難しい説

2016年03月30日 · コメント(0) · 寒冷化, 科学的思考

恐竜が雑滅した原因にはいろいろな説があります。有名なのがメキシコに落下した巨大惑星がきっかけで長く厳しい冬の時代を迎えたというものがあります。

最近出た新しい学説も興味を聞きます。惑星状星雲に地球が入り込み冬の時代を迎えたというものです。惑星状星雲は宇宙を漂うガスと塵です。これによって太陽光線が遮断され地球が冷えていったという話です

どの説が正しいかを確かめるのは難しいです。しかし生命は遠い昔から寒さとの戦いだったということだけは確かです。

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久しぶりに太陽黒点

2015年03月20日 · コメント(2) · 地球寒冷化, 太陽黒点, 寒冷化, 気象, 温暖化

久しぶりに最近の太陽黒点の推移を見てみましょう。

太陽黒点推移

太陽黒点推移

このグラフはNASAのホームページからの引用です。相変わらず19世紀初頭と同じように低迷しています。今後の予測は次の通りです。

予測

予測

直近15年程度の推移を予測する手法はほぼ確立しているので、今後も低迷が続くとみられます。

太陽活動が弱まる(=黒点の数が少なくなる≒黒点周期が伸びる)と地球に注がれる荷電粒子の数が増えます。一節ではこの粒子が湿った空気を刺激して成層圏よりも上の雲の量が増えるそうです。そしてその結果、地球の温度は下がるらしいのです。

果たしてどうなるのか。

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昭和基地の平均気温をグラフにしてみた

2012年03月06日 · コメント(0) · 地球寒冷化, 寒冷化, 気象, 温暖化

暇だったので気象庁が公表している昭和基地の1967年以降の平均気温をグラフにしてみた。

昭和基地の平均気温

昭和基地の平均気温

 

  • 昭和基地(南極)には都市化の影響はない
  • 観測精度はかなり高い(几帳面な日本人の訓練された研究者による観測データ)

であるから、信頼できるデータだと思われる。過去45年間を見る限り、温暖化の傾向は見られない。

 

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日本の平均気温をグラフ化してみた

2011年09月19日 · コメント(0) · 寒冷化, 気象, 温暖化

地球の温暖化が進んでいるとすると、日本の平均気温も上がっているはず・・・・ということで、都市部の代表として東京の平均気温の移り変わりをグラフにしてみました。(気象庁の統計データをもとにしています)

東京の平均気温

東京の平均気温(グラフをクリックで拡大)

1945年(終戦の年)までは14度前後を行ったり来たりしていますが、その後少しずつ気温は上昇を続け、近年は16度前半で推移しています。なるほど、確実に気温は上がっています。

では次に、都市化が進んでいない三か所の気温です。ヒートアイランド現象とは無縁の三か所です。(これらも気象庁のデータを使っています)

網走、室戸岬(高知)、富士山

網走、室戸岬(高知)、富士山(グラフをクリックで拡大)

1995年頃まで横ばいが続いているのがわかります。しかしここ10年ほどは多少気温が高めに推移していて、東京とは違う変化です。

地球温暖化説では人類が放出し続けている二酸化炭素の影響で気温が上がるとされています。すなわち工業化(化石燃料の大量消費)が気温上昇の原因とされています。しかしこれらのグラフをみる限り少し違うんではないかと思ってしまう、私です。以下に私の考えを箇条書きにしましょう。

  1. 日本の科学水準を考えると上のデータはかなり信用できる。
  2. 都市化が進んでいない網走(北海道)、富士山、室戸岬(高知)では、世界の工業化がどんどんと進んでいたにも関わらず、90年代半ば過ぎまで気温の変化はない。
  3. 東京だけが1950年頃から気温の上昇が続いているのはおそらく「都市化」が大きな原因。
  4. ということは、90年代半ばまでは都市化の影響を取り除けば、日本の気温は上昇していないと考えられる。
  5. ただし、1995年以降、各地の平均気温は上昇し、2000年頃をピークとしてその後は横ばい。

やはり「平均気温」の変化を調べる場合、1)そのデータが正確に測定されたか 2)都市化の影響は取り除いたか を十分に検証する必要がある、というのはド素人の私の結論です。

夜、暇で寂しかったのでグラフを作って遊んでみました。

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気候変動モデルには見直しが必要

2011年08月31日 · コメント(0) · 地球寒冷化, 太陽黒点, 寒冷化, 温暖化

地球温暖化が騒がれて何年たつでしょうか。その根拠は「気象変動モデル」と呼ばれている、「科学的」な計算・シミュレーションです。人為的な理由で大気圏中の温暖化ガス(二酸化炭素など)が増えると、このモデルでは気温が上昇する、とされています。

一方、以前何回かにわたって温暖化ガスよりも太陽活動の方が気候変動に与える影響は大きい、という記事を書いたように、別の見方をする学者もいます。

  1. 太陽活動が弱まる
  2. その影響で宇宙から降り注ぐ宇宙線が増える
  3. 宇宙線により雲が多く形成される
  4. 雲が増えるので気温が下がる

という内容でした。科学者の間でもこの太陽活動の変化と温暖化ガスのどちらがより大きく気候に影響を及ぼすか、議論されています。(大多数は太陽活動の影響は少ない、すなわち太陽活動が現在弱まっているが、気温は上昇をつづける、という意見です。)

さてそんな時に一つの論文が Natureの2011年8月25日号に掲載されました。CERN(欧州原子核研究機構)という、世界でも指折りの研究機関の科学者の実験結果です。それによれば

Climate models will need to be substantially revised
気候変動モデルは大きな書き換えが必要になる

というものです。彼らの実験の結果によれば宇宙線の刺激により雲の多くが生成される、というものです。もしかしたらこれからしばらく、地球の気温は下がっていくかもしれません。

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今年7月までの世界平均気温(偏差)

2011年08月28日 · コメント(1) · 地球寒冷化, 太陽黒点, 寒冷化, 気象, 温暖化

日曜日の夜・・・暇だったので1960年から今年までの世界平均気温・偏差をグラフにしてみた。今年は7月までの平均なので、注意してください。

世界平均気温・偏差

世界平均気温・偏差(クリックで拡大)

もう少し様子を見ないとなんと言えないかもしれないけれど、気温上昇は落ち着いているようにも思える?何日か前に書いたように太陽活動は急激に弱ってきています。太陽活動が気候に大きく作用する、と考える学者もわずかながらいるので、それとの関係か?何れにしても数年で結論は出ると思います。

ついでに日本の平均気温・偏差もグラフにしてみました。観測精度や観測条件などが「世界」よりもブレが少ないと思うので、こちらの方が信頼できるかもしれません。

日本の平均気温偏差

日本の平均気温偏差(クリックで拡大)

日本の平均気温は1990年から20年以上、大きく変わっていないようにも見えます。

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太陽活動と今冬の異常気象

2010年04月21日 · コメント(1) · 地球寒冷化, 太陽黒点, 寒冷化, 気象, 温暖化

「ヨーロッパにおける厳冬は低い太陽活動と関連があるのか?」(Are cold winters in Europe associated with low solar activity?)という論文をみつけました。かいつまんで説明すると・・・・

  • ここ数年、イギリスの冬は非常に寒い
  • これは低い太陽活動と関連がありそうだ
  • 地球温暖化が騒がれている今年のイギリスは、160年間で14番目に寒い冬であった
  • 太陽活動が弱くなると、年により大きく上下はするものの、平均すると非常に寒い冬が多くなる
  • これは1650年?1700年にも起こった
  • 地球の平均気温が高くなったとしても、ヨーロッパでは厳しい冬になる確率が上がる
  • そして今、太陽活動はかなり低下している

1650年から1700年ごろまではマウンダー極小期と呼ばれ、太陽活動が極めて低迷したといわれています。と同時にこの期間、ヨーロッパは非常に寒い冬が多く、例えばロンドンにあるテムズ川が凍って、スケートができたという記録が残っています。(ただし、1684年のイギリスは記録に残っているもっとも寒い年であった一方で、翌年は3番目に温かかったというように、気温は大きく上下することもある)

はたして地球は温暖化に向かっているのか・・・・それとも人間の活動による気象への影響よりも「自然」の影響の方が大きいのか。この数年、太陽活動は非常に弱く、今後も活発になる兆候は見られません。もしこの論文が本当ならば、数十年間にわたり寒い冬を迎える確率が増えます。

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温暖化か、寒冷化か(1) 概要

2009年08月02日 · コメント(0) · 寒冷化, 気象, 温暖化

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地球は温暖化している・・・・・

ほとんど誰もが疑わない事実です。実際に

  1. 近年、地球の平均気温は上昇傾向にある
  2. 二酸化炭素濃度も上昇している
  3. アル・ゴア(元・米国副大統領)も温暖化を警告したことで、ノーベル平和賞まで受賞している

そういうわけで、へそ曲がりな私は、「実は、温暖化どころか、これから寒冷化・ミニ・氷河期」へ向かう可能性があるという、とても科学的な説を紹介したいと思います。そうです、

地球は寒冷化している・・・・・

という説です。しかし似非科学とは違い、この説にはそれなりの物理的な裏付けもあります。

背景にある理論は後回しにして、全体像を箇条書きにしておきます。これから説明をする内容の要約です。

  1. 二酸化炭素の濃度は気温が上がるとその結果として上昇する
  2. 地球の気温は二酸化炭素のような温室効果ガスよりも、日照時間により左右される
  3. その日照時間は雲の量に左右される
  4. そして今、その雲の量が増える可能性が出ている
  5. それは、太陽活動の停滞(太陽黒点の減少)によるものである
  6. 太陽活動が低下すると、地球に降り注ぐ放射線が増える
  7. その放射線が雲の種となり、雲が増え、日照時間が減る
  8. 実際に1645年ごろから70年あまりの間に同様なことが起こった
  9. 当時、世界的な寒冷化が実際に起こった

温暖化がこれだけ騒がれているのに、その真逆の寒冷化なんて・・・・と思う人も多いでしょう。しかし、すでに寒冷化が始まっている可能性があります。

2009年の富士山の山開きは、1mもの積雪で延期された!

2009年7月の日照時間は記録的に少なかった(一日平均約3時間!)

韓国・ソウルの7月の熱帯夜は1日(通常は12日前後)

それでは順番に説明していきます。

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温暖化か、寒冷化か(2) 経済活動は関係ない!

2009年08月02日 · コメント(2) · 寒冷化, 気象, 温暖化

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そもそも地球の歴史をみると、人間の経済活動が活発化して温室効果ガスの大気濃度が増えてきたのはつい最近のことです。しかし、それ以前の地球は

今よりもとても暑い時期、そしてとても寒い時期

を体験しています。そう、人類の経済活動とはまったく関係なく、地球の温度は上がったり下がったりしてきたわけです。しかし、二酸化炭素濃度と気温をいろいろな方法で調べてみると、どうも相関関係がありそうなのです。すなわち

二酸化炭素濃度が上昇すると、気温も上昇する

ように思えるのです。

そこで二酸化炭素濃度と気温の関係を見てみます。以下のグラフはKeelingとPetersonによるものです。大気中の二酸化炭素濃度は破線、気温は実線で示されています。

二酸化炭素濃度・気温の変化

二酸化炭素濃度・気温の変化

グラフをクリックすると図が拡大されるのでよく見てください。そう、

温度が先きに上昇(下降)し、少し間をおき二酸化炭素がそれを追いかけている

ことがわかるでしょう!なんと、冷静に事実を見つめるならば、二酸化炭素が増えると気温が上昇するのではなく、「気温が上がると二酸化炭素濃度が上がる」と考えられるわけです。理由は

二酸化炭素を大量に貯蔵している海水

によるものだと思われます。どういうことかというと、気温が何らかの理由で上昇すると、海水温度も上がります。すると、海水に溶けていた二酸化炭素が大気に放出される・・・・ちょうど、炭酸飲料を温めると、シュワーーーーっと、炭酸ガス(二酸化炭素)が噴き出るのと同じです。

ということは、ここで一つの重大な事実が見えてくるわけです。すなわち、

二酸化炭素と気温には相関関係が見られるが、現在主流の「二酸化炭素が気温を上昇させている」という温室ガス犯人説とは逆で、実は「気温が上昇するから二酸化炭素濃度が上昇している」可能性が出てきます。これは現在騒がれている地球温暖化の主張を根本から否定する事実になりうるわけです。

では、地球の温度はどうして上がったり下がったりするのでしょうか?二酸化炭素濃度よりももっとこの温度変化に強くかかわっているものがあるのでしょうか?

次にその原因を探ってみます。

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温暖化か、寒冷化か(3) ピナツボ火山噴火が物語るもの

2009年08月02日 · コメント(2) · 寒冷化, 気象, 温暖化

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フィリピン・ルソン島にあるピナツボ火山が1991年に大噴火をしました。このとき、大量の火山灰が大気に放出され、気象に大きな変化をもたらしたのです。ある研究によれば(*)、赤道付近の海水温はこの火山噴火により1.3℃も下がったそうです。そしてその影響は、1年近く残ったそうです。

(*)A. Robock and J. Mao, 1995: The volcanic signal in surface temperature observation. J. Climate, 8, 1086-1102.

ピナツボ火山

ピナツボ火山

理由は簡単明瞭です。大量の火山灰が大気に放出された結果、地球に降り注いでいる太陽光が遮られた結果です。

このように、太陽光が遮られることで気象は簡単に変化します。温室効果ガスによる温暖化説に批判的な学者は実際に以下のような主張をしています。

  1. 地球の温度を決めるのは温室効果ガスだけではない
  2. 例えば火山噴火の影響もある
  3. 二酸化炭素による温室効果は限られている
  4. 実際に「水蒸気」のほうが二酸化炭素よりも温室効果がきわめて大きい

さて、ここまでの知識を前提とし、次回より地球寒冷化説の本質へ迫ります。

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