なんていい加減な! by M.N

偉人は思想・アイデアを、平均は出来事を、愚か者は他人について語る E.ルーズベルト

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地球寒冷化

久しぶりに太陽黒点

2015年03月20日 · コメント(2) · 地球寒冷化, 太陽黒点, 寒冷化, 気象, 温暖化

久しぶりに最近の太陽黒点の推移を見てみましょう。

太陽黒点推移

太陽黒点推移

このグラフはNASAのホームページからの引用です。相変わらず19世紀初頭と同じように低迷しています。今後の予測は次の通りです。

予測

予測

直近15年程度の推移を予測する手法はほぼ確立しているので、今後も低迷が続くとみられます。

太陽活動が弱まる(=黒点の数が少なくなる≒黒点周期が伸びる)と地球に注がれる荷電粒子の数が増えます。一節ではこの粒子が湿った空気を刺激して成層圏よりも上の雲の量が増えるそうです。そしてその結果、地球の温度は下がるらしいのです。

果たしてどうなるのか。

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昭和基地の平均気温をグラフにしてみた

2012年03月06日 · コメント(0) · 地球寒冷化, 寒冷化, 気象, 温暖化

暇だったので気象庁が公表している昭和基地の1967年以降の平均気温をグラフにしてみた。

昭和基地の平均気温

昭和基地の平均気温

 

  • 昭和基地(南極)には都市化の影響はない
  • 観測精度はかなり高い(几帳面な日本人の訓練された研究者による観測データ)

であるから、信頼できるデータだと思われる。過去45年間を見る限り、温暖化の傾向は見られない。

 

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気候変動モデルには見直しが必要

2011年08月31日 · コメント(0) · 地球寒冷化, 太陽黒点, 寒冷化, 温暖化

地球温暖化が騒がれて何年たつでしょうか。その根拠は「気象変動モデル」と呼ばれている、「科学的」な計算・シミュレーションです。人為的な理由で大気圏中の温暖化ガス(二酸化炭素など)が増えると、このモデルでは気温が上昇する、とされています。

一方、以前何回かにわたって温暖化ガスよりも太陽活動の方が気候変動に与える影響は大きい、という記事を書いたように、別の見方をする学者もいます。

  1. 太陽活動が弱まる
  2. その影響で宇宙から降り注ぐ宇宙線が増える
  3. 宇宙線により雲が多く形成される
  4. 雲が増えるので気温が下がる

という内容でした。科学者の間でもこの太陽活動の変化と温暖化ガスのどちらがより大きく気候に影響を及ぼすか、議論されています。(大多数は太陽活動の影響は少ない、すなわち太陽活動が現在弱まっているが、気温は上昇をつづける、という意見です。)

さてそんな時に一つの論文が Natureの2011年8月25日号に掲載されました。CERN(欧州原子核研究機構)という、世界でも指折りの研究機関の科学者の実験結果です。それによれば

Climate models will need to be substantially revised
気候変動モデルは大きな書き換えが必要になる

というものです。彼らの実験の結果によれば宇宙線の刺激により雲の多くが生成される、というものです。もしかしたらこれからしばらく、地球の気温は下がっていくかもしれません。

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日本の平均気温偏差と太陽黒点

2011年08月29日 · コメント(0) · 地球寒冷化, 太陽黒点, 気象

こんなグラフを作ってみました。1940年から今年までの太陽黒点の数と「日本」の平均気温の推移です。なぜ日本かというと、国が小さく科学的な水準もこの期間十分に高いという理由です。これらの条件は平均気温を出す上で重要となります。(精度と一貫性があるか・・・・例えば観測地点が期間中ばらつかないか、ということです)

日本の平均気温偏差と黒点数

日本の平均気温偏差と黒点数

いたずらでそれぞれの極値らしきものをフリーハンドでなぞってみました(数学的に意味はないです)。こうやって見ると、相関関係がありそうです。全体的に平均気温は過去70年間上昇する傾向があるものの、その「増減」はピーク時の太陽黒点数と同じような動きをしているとも読めます。

以前の記事にも書いたように、今後太陽黒点は数十年間ほとんど現れないのではないか、という予測があります。そうなると日本の平均気温も下がるのでしょうか。

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今年7月までの世界平均気温(偏差)

2011年08月28日 · コメント(1) · 地球寒冷化, 太陽黒点, 寒冷化, 気象, 温暖化

日曜日の夜・・・暇だったので1960年から今年までの世界平均気温・偏差をグラフにしてみた。今年は7月までの平均なので、注意してください。

世界平均気温・偏差

世界平均気温・偏差(クリックで拡大)

もう少し様子を見ないとなんと言えないかもしれないけれど、気温上昇は落ち着いているようにも思える?何日か前に書いたように太陽活動は急激に弱ってきています。太陽活動が気候に大きく作用する、と考える学者もわずかながらいるので、それとの関係か?何れにしても数年で結論は出ると思います。

ついでに日本の平均気温・偏差もグラフにしてみました。観測精度や観測条件などが「世界」よりもブレが少ないと思うので、こちらの方が信頼できるかもしれません。

日本の平均気温偏差

日本の平均気温偏差(クリックで拡大)

日本の平均気温は1990年から20年以上、大きく変わっていないようにも見えます。

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太陽活動と今冬の異常気象

2010年04月21日 · コメント(1) · 地球寒冷化, 太陽黒点, 寒冷化, 気象, 温暖化

「ヨーロッパにおける厳冬は低い太陽活動と関連があるのか?」(Are cold winters in Europe associated with low solar activity?)という論文をみつけました。かいつまんで説明すると・・・・

  • ここ数年、イギリスの冬は非常に寒い
  • これは低い太陽活動と関連がありそうだ
  • 地球温暖化が騒がれている今年のイギリスは、160年間で14番目に寒い冬であった
  • 太陽活動が弱くなると、年により大きく上下はするものの、平均すると非常に寒い冬が多くなる
  • これは1650年?1700年にも起こった
  • 地球の平均気温が高くなったとしても、ヨーロッパでは厳しい冬になる確率が上がる
  • そして今、太陽活動はかなり低下している

1650年から1700年ごろまではマウンダー極小期と呼ばれ、太陽活動が極めて低迷したといわれています。と同時にこの期間、ヨーロッパは非常に寒い冬が多く、例えばロンドンにあるテムズ川が凍って、スケートができたという記録が残っています。(ただし、1684年のイギリスは記録に残っているもっとも寒い年であった一方で、翌年は3番目に温かかったというように、気温は大きく上下することもある)

はたして地球は温暖化に向かっているのか・・・・それとも人間の活動による気象への影響よりも「自然」の影響の方が大きいのか。この数年、太陽活動は非常に弱く、今後も活発になる兆候は見られません。もしこの論文が本当ならば、数十年間にわたり寒い冬を迎える確率が増えます。

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今年の夏の平均温度と太陽黒点

2009年10月05日 · コメント(1) · 地球寒冷化, 太陽黒点

まずは2009年7月?9月の平均気温(日本)を見てみると・・・・

2009年 7月 8月 9月
1971年?2000年の平均からの差 -0.16℃ -0.56℃ -0.08℃

やはり今年の夏は確実に涼しかったと言えそうです。

一方、黒点は9月の最後の10日はわずかながら観測されたようですが、太陽活動は依然、低迷が続いています。静かな太陽活動に変化はないようです。

太陽活動と地球寒冷化についての説明は私が最近まとめた記事を参照してください。

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温暖化・寒冷化・・・その論争

2009年08月31日 · コメント(0) · 地球寒冷化, 太陽黒点, 気象

地球は温暖化へ向かっているのかそれとも寒冷化が迫っているのか・・・・このテーマで雑文を何本か載せましたが、もう一度整理してみます。ただし、素人が独断と偏見で考察しているので、その点はご了承ください。

二酸化炭素と温暖化 —- ここ10年くらい騒がれているのが大気中の二酸化炭素の濃度と温暖化の関係です。産業革命以後、そして特に第二次世界大戦後、大量の化石燃料が燃やされ、大気中に二酸化炭素が放出されてきました。と、同時に、地球の平均気温は上昇を続けています。二酸化炭素には保温効果があるために、多くの学者が「平均気温の上昇の原因は二酸化炭素にある」とみています。

・異端?の説として例えば太陽活動と寒冷化 —- 一方、最近、地球の平均気温は二酸化炭素よりも太陽活動の影響をより多く受ける、という説が一部で注目されています。これは2008年に太陽黒点がほとんど現れなくなる、という「異常現象」とともに注目されているようです。そこで簡単にこの説を説明しましょう。1)太陽活動が活発化すると、太陽風の影響で地球に降り注ぐ宇宙線が減る。逆に太陽活動が弱くなると、地球に降り注ぐ宇宙線は増える。2)ところがその宇宙線量は雲の形成に深く関係しているために、太陽活動の強弱と雲の量に相関関係がある。3)雲が増えれば地球の温度が下がるが、この影響は二酸化炭素よりも大きいと考えられる。(詳しくはこちらを参考にしてください4)近年の平均気温上昇は1900年代中ごろから50年ほど続いた活発な太陽活動のためである。

では、どちらが正しいのか?

最近は平均気温が上昇している

最近は平均気温が上昇している

両者の激しい論争はネット上でも見つけることができますが、それらをみて私が受けた印象です。

  • お互いの説を否定することにエネルギーを使っている
  • 一部に狂信的に「自分」の説を信じている人がいる(素人、専門家も含め!)
  • 中立的で冷静な見方をする人が比較的少ない

このような科学的な論争は、冷静に行わなくてはならないのですが、この「二酸化炭素犯人説 対 太陽活動犯人説」では事情が少し違います。理由は想像がつきます。「両者ともに実は確信がない」からではないでしょうか。どういうことかというと

  • 二酸化炭素犯人説は気象モデルをコンピュータ上に構築して将来を予測しているが、実はそのモデルは事象があまりにも複雑なため、かなりの「単純化」をしている(例:大気中の水蒸気の影響などを省略している)
  • 太陽活動犯人説でも、定量的な計算が非常に少なく、どちらかというと過去の歴史からその影響の大きさを類推している側面がある

このような状況ですから、理論的な(物理的な)議論をおこなっても、結局は相手を納得させることなんてできないのです。あまりにもわからないことが多いからです。ある意味、二つのうちどちらかが正解だとするならば、それは「地球環境により大きな影響を与える方」だと言えるわけですが、それすらもわからないのが現状です。(影響の大きさを定量的に比べることができないので、各論で議論がすすんでいます)

私はどう考えているのか

どちらが正しいのか、または両方ともに間違っているのか・・・・当然神のみぞ知るです。しかし私には、「理解できないことは歴史に学べ」、というモットーがあります。そこで少し感動した論文があるので紹介しましょう。それは2008年ごろより太陽の黒点が減少し、しばらくほとんどあらわれなくなる、という予想を立てていたMark A. Clilverd等による2005年の論文です。その概要を説明しましょう。

太陽活動にはおおよそ11年の周期があることが知られています。11年周期で黒点の数が増えたり減ったりしています。(ちなみに太陽が活発に活動しているときには黒点の数が増えます)そして11年以外にもっと大きな周期もあり、それらは22年、53年、88年、106年、213年、そして420年です。いいかえると太陽活動というのはこれらの周期が複雑に交じり合って(重なり合って)変化する、というのがこの論文の考え方です。そして以下のグラフはこの論文によって予測している黒点の数と実際の推移です。

太陽黒点の推移予測

太陽黒点の推移予測

点線はこの理論によって導き出された各年の月単位の黒点数、実線は観測値です。観測値と予測がかなり一致していることがわかります。特に1700年前後には極端に黒点が減った時期があり(ただしグラフでは実測値が省略されています。おそらく、観測精度の問題で省いたのでしょう)、さらに1800年代前半の減少もうまく説明されています。

そして2008年から始まると思われていた活発な太陽活動(黒点数の上昇)が極めて小さいものになることを、2005年の段階で予言していたことがわかります。もしこの論文が正しいならば、2040年ごろまで太陽活動は停滞し、さらに2100年代にはさらに太陽活動が弱いものになるようです。

数年で結論が出る

もし、このまま黒点が現れない(=太陽活動の停滞が続く)とするならば、「二酸化炭素犯人説 対 太陽活動犯人説」には数年以内に決着がつくでしょう。それは今後、平均気温が下がるか上がるかを見極めるだけのことです。

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太陽黒点が消えたのでタイ米

2009年08月24日 · コメント(0) · 地球寒冷化, 気象

ということで、このブログでも書いているように

  1. 去年から太陽黒点が消えた
  2. その結果として雲が増えている
  3. よって寒冷化が進んでいる

との結論に達しました。(詳しくは「温暖化か寒冷化か」や「地球「寒冷化」・・・冷夏は日本だけではなかった」をごらんください)

その結果として、今年は冷害がおきる可能性があります。1993年の冷夏を思い出してください。そうです、輸入米です。タイ米です。そこで予行演習として、大枚(たいまい)をはたいてタイ米を購入しました。

タイ米

タイ米

テグレットでは昼、米を炊いているのですが、今日からはしばらくタイ米です。

近日中に「タイ米を上手に料理する方法」のコンテンツを作るので、ご期待ください!

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地球「寒冷化」・・・冷夏は日本だけではなかった

2009年08月24日 · コメント(1) · 地球寒冷化

地球温暖化が騒がれていますが、どうも日本は「冷夏」のようです。そしていろいろと調べてみると、気温が例年よりも低いのは日本だけではなさそうです。(以下は7月上旬に書かれた National Review Online の記事からの引用

  • 6月のNYマンハッタンの平均気温は摂氏2度低かった
  • アリゾナ州フェニックスでは6月、15日間連続で華氏100度(摂氏37.8度)を下回った。これは1913年以来のこと
  • ボストンでも平均気温が摂氏2.6度下回り、これは1872年以来である。
  • 南半球のニュージーランドでも「TEMPERATURE: LOWEST EVER FOR MAY FOR MANY AREAS, COLDER THAN NORMAL FOR ALL.(ほとんどすべての地域において、5月としては最低気温を記録し、すべての地域で平均を下回った)」と警告が発せられた。

上に引用した記事からグラフも見てみましょう。

最近の気温(アラバマ大学による)

最近の気温(アラバマ大学による)

左の二つのマルは火山噴火による気温低下です。1998年には最大規模のエルニーニョが観測されています。しかし、その後、特に昨年あたりからは平均気温の低下が見られます。

以前数回にわたって説明したように、もしかしたら太陽活動の低下(黒点がない状態)による寒冷化の影響が出始めたのかもしれません。これが正しければ、これから小氷河期(小氷期)を向かう可能性があります。

地球温暖化は二酸化炭素により起こる、というのが「定説」です。しかし大気中の二酸化炭素濃度は年々増えているのになぜ、今、気温が下がっているのか。やはり、気温にもっとも影響があるのは太陽活動ではないのか?

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