なんていい加減な! by M.N

偉人は思想・アイデアを、平均は出来事を、愚か者は他人について語る E.ルーズベルト

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考えてみました

オープンソースと横のつながり

2017年03月28日 · コメント(0) · 考えてみました

オープンソースで提供されるソフトには様々なものがあり、中には世の中を変えたものもあります。例えばLinuxがその代表選手でしょう。一般的にはあまり知られていませんがAndroidもLinuxを採用したもので、それ自身もほぼすべての機能がオープンソースとして公開されています。

最近あるオープンソースでできた「サービス」をWaffle Cellで提供しました。なかなか素晴らしいものです。しかし説明を読むと起動は「コマンドライン」で行い、利用する場合はブラウザで指定されたURLを手動で入力する、というものでした。それだけではありません。ブラウザを閉じてもそのサービスが止まることもなく、URLを入力し管理画面を表示するまで動いているのか動いていないのかもわかりません。

ちなみにこの問題を解決するプログラムを書きましたが、10行程度のものでした。それならばはじめから実装していてもいいと思うのです。10行のプログラムだって大多数の一般人には作れません。

別のオープンソースではユーザー認証機能がなく、あるユーザーがその実現方法を開発者に尋ねたら

私たちは核の部分を作っているのでそれはご自分で実装してください

そういうわけで、思うわけです。たくさんあるオープンソースを一般の人にも簡単に使えるようにするための「組織」が必要なのではないかと。そうすればユーザーンターフェイスも統一感が出てより完成度が上がるかもしれません。一般ユーザーが自分で使えるようなものでなくてはクラウドにはかないません。

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考えられないと思うようなことも

2016年12月08日 · コメント(0) · 考えてみました, 航空機事故

世の中には考えられないと思うようなことも起こります。例えば私が18歳だった夏のある日、米国の大学のキャンパスを歩いていたら品のある女性に話しかけられました。そして別れ際に

なんてハンサムなんでしょう!

と言われたのです。次の夏のことです。天文学の教授に呼ばれて、先生のご家族と食事をしました。すると帰り際、3人娘の一人が私に抱きついてこういったのです。

また会いに来てね。必ずよ!

※ 前者は60歳近くのご夫人、後者は10歳前後の娘さん

さて、先日航空機が墜落し、多くのスポーツ選手が命を落としました。まだ事故調査は終わっていませんが、噂では燃料切れだったという事です。実は燃料切れで犠牲者が出たのは過去にも何件かありました。先進国でも燃料の単位を間違えて(重さのポンドと容量のリッターの変換間違い)墜落したケースがあります。さらに機長が飛行中には入れてはいけないスイッチを入れ、エンジンが爆発した例もあります。(そのときの機長の言い訳は「知っていたけどどうしても押したくなったんです」)

考えられないと思うようなことも起こりうるのです。

よく想定外という言葉を使います。しかし想定外なんていうものは本当は無いのかもしれません。

ちなみに私は想定外のことが起こってしまい、謝罪したことがありました。もちろん謝罪する必要なんてないと思っていたので、謝罪そのものも想定外でした。

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ホロコーストを生き抜いた人たち(1)

2016年11月14日 · コメント(2) · 生と死, 考えてみました

ホロコーストを生き抜いた人たちのその後を調査したところ、以下のことがわかったそうです。

  1. 対照群とくらべ寿命が有意に長かった(調査対象は4歳から20歳までの男女)
  2. 特に男性では長く
  3. 当時10歳から15歳の男性の場合14ヶ月、16歳から20歳では18ヶ月長かった

過酷な環境を生き抜いたという事で体力が平均よりもあったとも考えられますが、3番目の点は不思議です。

一方、最近日本でも似ている調査結果が発表されています。(ソースが見つからなかったのですが、戦後経済的に恵まれていない環境で育った子供のほうが寿命が長かった、という記事を読んだ記憶があります)

ではなぜか、ということになります。上で紹介した論文でもその理由については触れていません。ですから以下の議論は私の想像です。

今年のノーベル医学賞で有名になったオートファジーですが、これは細胞が危険な状態になると自らを食べてしまう、自食作用です。すなわち飢餓状態になると細胞内の「壊れた」「出来損ない」のタンパク質を「餌」として細胞は生き残ろうとします。このオートファジーは健康に生きるためには重要な機能と言えます。しかしその必要がない、すなわち栄養が十分にある場合はオートファジーが起こりにくくなります。

ということはホロコーストを生き抜いた人たちは、当然食料事情が極端に悪かったのでオートファジーを経験していたと考えられます。すると3番目の点が理解できます。

年齢と共に細胞内には「汚い」タンパク質が増えてきます。若ければ若いほど汚いタンパク質は少ないです。ですから年齢がある程度進んでいた場合に浄化作用がより有効になったとも考えられるわけです。

私のように「大盛り無料」とか「ご飯おかわり無制限」という言葉が大好きであると、オートファジーは起こりにくいわけです。しかしもう少し年齢が進んだ時点で摂取カロリーを減らすと、若さが戻ってくるかもしれません。健康管理は高齢になってからの方が効きがいいかもしれません!

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残留か、離脱か

2016年06月26日 · コメント(0) · 考えてみました

イギリスが国民投票をしEUから離脱したいという民意が確認されました。さて今後どうなるのでしょうか。

そういえば私が19歳の頃の話です。私よりも一回りほど年上の人と国は統合するべきか、または分裂に向かうのかを議論したことがあります。私は現在のEUように統合すべきだという意見で、その人は分裂に向かうという主張をしました。思えば当時私はアインシュタイン博士や湯川秀樹博士のとなえていた「国際連邦国」の影響を受けていたのでしょう。ちなみにその方は「たとえアメリカであっても南部が独立するかもしれない」という意見でした。

現在の私は分裂(独立)したほうが何かと都合がいい、という立場です。言語が違い、文化も違う人々が調和を持って暮らすことは理想的かもしれません。しかし問題も多く含むことも事実です。特に経済についてはもっと難しい問題がはらんできます。そういうわけでイギリスのEU離脱は自然な流れなのかもしれません。

一言でいうと人は支配されたくないのです。EUに依存し離脱しづらくなり、最後は不本意ながら支配される、という流れは国を不幸にするかもしれません。

なんだか再びWaffle CellのPRになってしまいました。

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年齢と経験と創造性

2016年05月22日 · コメント(2) · 考えてみました, 言い訳

朝日新聞によれば

政府は20日、2016年版の科学技術白書を閣議決定した。00年以降の日本のノーベル賞受賞者16人全員について詳しく分析。受賞につながる業績をあげた時期は45歳以下が大半で、「若手研究者への支援が大事」と指摘した。

だそうです。経験があまり業績に反映されない数学や物理の場合はもっと極端で、20歳前後で革命的な発見をする人もいます。ではなぜなのでしょうか。

最近個人的に強く感じることがあります。それは私自身が何か新しい仕事をしようと考えるときにはほぼ確実に「自分ができること」や「経験が生かせること」をベースとしているという事です。20歳頃はどうだったかというと、できることもなければ経験もないのですからすべてが挑戦でした。しかし経験を積むと考えていることが自分で実現可能かどうかをやる前に判断できるのです。

40歳近くで量子電磁気学を創り上げた朝永振一郎博士(理論物理学者としてはかなり遅咲き)や67歳でWalkmanを考えた井深大さんはおそらく経験を活かすとか、できる範囲でなどという前提がないのでしょう。

やっぱり凄いです。

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本能と社会性の間で

2016年04月10日 · コメント(0) · 考えてみました

本能のまま生きると社会性にかけることになります。社会性だけを基準に生きると面白くない人生になります。そこでどこで線をひき、どのあたりでバランスを取るかという話になります。例えば社会性のみを基準とするならば最近の日本では不倫は許されません。しかし本能だけで生きるとするならば結婚という制度はなくなるかもしれません。そんな話を先日知人としました。

その知人は本能のまま生きているように見えるのですが、その一方で人一倍社会性を重視しています。矛盾しているようですが、絶妙なバランス感覚の持ち主です。一方私たち凡人は

本能のまま生きる
本能を殺して社会性を基準として生きる

のどちらかを選択していることが多いようです。

そこでせめて私は「本能ではXXXしたいのだが、社会性を考えるとYYYかな」と考えながら生きていきたいと思いました。もちろん「社会性を考えるとYYYだが、今回は本能に従ってXXXだな」でもいいのですが。そうすることで多少はバランスが取れるかもしれません。

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カルテは誰のもの

2016年04月02日 · コメント(7) · 考えてみました

医療カルテは誰のものなのでしょうか。法律でカルテを5年間保管する義務が医師(医療機関)にはあります。しかしその記録は患者のものという解釈も成り立つでしょう。

現在開業する場合、カルテは電子化することが義務付けられているそうです。しかし昨日聞いた話によれば、電子化されたカルテはシステム間の互換性がなく、医師が自由に出来るのはPDFファイルに変換されたものだそうです。そのため一度導入した電子カルテのデータは他のシステムで活用することができません。所有権がある患者としても許せないことです。なぜならこのような商習慣によるコスト増は私達患者が負担するからです。

そこで思ったのです。そもそもカルテは各個人が所有し、病院にそれを「見せる」ようにすべきではないかと。最低限でも米国のように電子カルテのデータ変換をメーカーに義務付けるべきです。開業医にとって5年ごとにカルテシステムのために1千万円以上を投資するのはあまりにも無駄です。

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湧き出てくる現金

2016年03月26日 · コメント(4) · 考えてみました

今、現代的な経済システムを導入している国があるとします。ただしその国は鎖国をしていて他の国との交易はないとしましょう。ところが経済は成長を続け、国民総生産、国民の金融資産はうなぎのぼりだとします。過去10年で国の豊かさの指標であるGDPは10倍になりました。

そこで疑問です。現金はどこから湧き出てきていてその根拠は何なのでしょうか。中央銀行に預けている現金に対する利息なのでしょうか。ということは経済成長率が年率10%であれば、金利はべらぼうに高くなければなりません。

この疑問はもう何十年間も未解決のままです。もう少し考えてみます。

 

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文化の違いと普遍的なこと

2016年01月30日 · コメント(1) · 考えてみました

米国の郵便局で切手を買おうと窓口にいくと、若くてステキな女性が対応してくれました。ところが次の瞬間、その女性は私の目の前で鼻をかんだのです。それもすごい音を立てて。あちらでは普通の事のようです。

一方、日本のビールや飲み物のテレビCMでゴクン、ゴクンと音がするのに西洋人は驚くそうです。もちろん、ラーメンをすする音もです。

イランの大統領がローマを訪れました。問題になったのは街にある裸像です。配慮の末覆いをしたことで議論が沸騰したようです。中東の友人が夫婦で東京に遊びに来た時も裸像を見て奥様が目を丸くしていました。

そういうわけで文化によって価値感は大きく変わるものです。しかし普遍的なものもあります。例えば殺しは悪いこと、というようなことです。モラルと文化は違うわけです。ごっちゃにしてはなりません。見るべきものはモラル、許すべきは文化の違いでしょうか。

で、不倫は文化か?

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一気に寿命が伸びたなら

2015年12月08日 · コメント(3) · 生と死, 考えてみました

数年前から「寿命を大幅に伸ばすかもしれない」と言われていたメトフォルミン(メトホルミン)が先週話題になりました。アメリカの公的機関がその真偽を調べることを決めたのです。一説には人の寿命が120歳前後になる可能性も示唆されています。

この薬は二型糖尿病用として海外では標準的に利用されている古いものです。価格も安く、年間3000円程度で済みます。はじめは回虫、そしてマウスなどで細胞の老化を遅らせることが確認されました。そして昨年、18万人の調査で以下のことがわかったのです。

糖尿病でメトフォルミンを飲んでいる患者
糖尿病で別の薬を飲んでいる患者
糖尿病に罹患していない人

を比べたところ、メトフォルミンを取っている糖尿病患者は別の薬を飲んでいる患者と比べ約38%死亡率が低く、さらに糖尿病患者ではない一般の人と比べても15%死亡率が低いことがわかりました

なんてことでしょう。この研究をしている学者の現時点での考えはかなり楽観的です。おそらくその根拠はこの疫学調査でしょう。

そして考えました。たはして平均寿命が一気に120歳になったらどのような世界になるのか。過去、寿命は徐々に伸びてきましたが、もしこの説が正しければ一気に40年余計に生きることができるようになるのです。

人口の爆発?サイクルが長くなることでの進歩の遅延?

久しぶりに妄想が激しくなり眠れなくなりました。

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