なんていい加減な! by M.N

偉人は思想・アイデアを、平均は出来事を、愚か者は他人について語る E.ルーズベルト

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教授!私と同じ意見で嬉しいです!

2015年07月21日 · コメント(5) · ネットの問題と今後の姿

先日 Youtube で時間を潰していたら偶然こういう表題の動画をみつけました。

Let’s Decide the Future of the Internet Before It’s Decided for Us
インターネットの未来を決める時だ…流される前に(意訳)

人間は不思議なもので限られた情報で「もしや」と思うことがあります。例えばステキな女性の微笑みですべてを悟る、というような経験が皆さんもあるでしょう。まぁ、残念ながらほとんどの場合その「もしや」は外れるのですが。

しかし念の為そのビデオをみてみました。勘があたった!とはじめの30秒で思い、心臓が少し高まりました。そして最後までその先生の意見がぶれないでくれ!と祈りながらみました。確認のため何度もみました。そうです、私と同じ考えを持った人を発見したのです。話の内容は概ねこんな感じです。(嬉しくて一日早くこの記事を公開しています)

  • 昔ネットは分散されていた
  • 接続先がNYの小さなサーバーだったり、ヨーロッパだったりと分散されていた
  • でも最近は集中していて結局はAmazonのデータセンターに接続されていたりする
  • でも本当にこれでいいのか?
  • 一瞬にしてネットが麻痺する危険性が増していないか
  • 例えばAmazonが止まったら何もできなくなる
  • さらにアプリをすすめるサービスが増えてきた
  • アプリは閉じた世界で自由に出られなくなり、ますます集中へとつながる
  • インターネットが分散で在り続けてもらいたいと思う

英語でありかつ私の偏った考えのために多少バイアスはかかっていますが、概ね上のような主張をしています。そして私はこのジョナサン・ジットレイン教授とほとんど同じ事を5年前から考えて、商品にその考えを反映させてきました。

もともとインターネットは分散しよう、という発想のもとに発明されました。しかし最近はその思想とは逆に集中へと一気に流れが変わってきています。

  1. 各自が小さなサーバーを手元(自宅や事務所)に持っているとします(ルーターの中でもいい)
  2. ほとんどのデータはローカルで流れるのでインターネットのトラフィックに影響がない
  3. データを一元管理できるのでDropBoxのような無駄がなくなる
    複数データを持ち、その移動にはインターネットを使う無駄!
  4. そのサーバーの中にデータだけでなくアプリも入れる
  5. 各デバイス(PCやスマホ、タブレット)はモニタとして利用する

そういうわけで少し嬉しかった連休でした。

※ Waffle Cellはワッフルのように碁盤の目のような均一なネットワークを作り、それぞれの節(Cell=細胞)に小さなサーバーを置く、という意味です。

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コメント (5)

  • 焼きまんじゅうマニア

    ロースクールの先生らしからぬ平易だけど洒落た言い回し、楽しませていただきました。ありがとうございます。

    「amazonがシステムダウンしてしまったら、私たちの目を引く新製品をついついポチっててしまうことがなくなるだけではないのである」
    なんて話をするときに「mouse trap」なんて言葉を使ってるので笑ってしまいました。パソコンが普及する前からの俗語で「ねずみ取り」転じて、「引っかかって買ってしまう新製品」の意味があるのですが、ここにマウスをかけるセンスが何とも言えません。翻訳者泣かせだなあと思い調べてみたら

    ビデオの紹介文で触れられていた著書「The Future of the Internet–And How to Stop It」は英語版(ペリカン)がkindleでも入手可能で、また、ハヤカワ新書から翻訳が出ていました。

    英語版(kindle版) :: http://www.amazon.co.jp/Future-Internet-How-Stop-ebook/dp/B002RI9XFQ/ref=sr_1_cc_1?s=aps&ie=UTF8&qid=1437576036&sr=1-1-catcorr&keywords=zittrain
    翻訳版 :: http://www.amazon.co.jp/dp/toc/4153200034/ref=dp_toc?_encoding=UTF8&n=465392

    英語kindle版は、前書きから2章まで「立ち読み」できるので、思わず読んでしまいました。

    PCの自由とインターネットの自由の二つが同時起きたことで、様々なイノベーションを生み出だすことになった、

    というのが全体を通底するテーマのように思えます。PCもインターネットも、自由を失ってしまう危機をいつでもはらんでいるということなのでしょう。(アプリ中心のインターネットにcounter revolution なんて言葉まで使っています)

    PCの草創期、インターネットの勃興期を走り抜けてこられたtegletと姿勢や製品と、互いに共鳴しあうものがあるような本ではと期待しつつ、到着を心待ちにしているところです。

  • 焼きまんじゅうマニア

    「WaffleCellでタブレットをキーボード、マウス「パッド」として使う」、その手があったのですね! 気がつきませんでした。

    まるでNintendoDSや、かつてNECカシオが出していた折り畳みスマホのようです。

    これら二台を
    - 電波や信号線で結んだり
    - 双方または何れかにアプリやドライバーをインストールしたり
    といったことが全くなしに、これができてしまう、というのは、見事な「とんち」あるいはコロンブスの卵です!

    スマートフォンをbluetoothで接続してPCのマウスやキーボードとして使ったり
    Macの画面をipadに写してプレゼンテーションのコントロールをしたり

    といったアプリが色々とあるのですが、それぞれ帯に短し、たすきに長し、でした。

    究極の共有にして究極の接続??になっていることに、今さらながら驚いています。

  • M.N

    おそらく同じ本だと思うのですが、ハーバードがPDFで全内容を公開しているみたいです。

    http://goo.gl/KFvDtG

    それから「The Future of the Internet and How to Stop It」で検索するとYoutubeにいくつかの講義が出てきます。

  • M.N

    キーボードとして使う件については、明日の記事に少し書いています。

    実は私のようにキーボードを見ながらタイプする場合はこの使い方、いけています。

  • 焼きまんじゅうマニア

    間違いなく同じ本です。ご教示ありがとうございます!

    読んでから聴くか、聴いてから読むか
    (大昔の角川映画みたいですが)

    夏の楽しみが増えました。
    (これまた角川映画みたいですが)

    あためての感謝です!

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