ユダヤ人のジョークにこんなのがあります。長いので意訳します:
経済的にあまりよくなく、皆が借金を抱えているある街に、旅人が訪れて100ユーロの部屋に宿泊することになりました。彼は100ユーロをわたして部屋へ。
一方、ホテルのオーナーは借金を返済するためにその100ユーロをもって精肉店へ急ぎました。
次にその精肉店は借金返済のためにその100ユーロをもって牧場へ・・・・その牧場主は飼料を仕入れている店へ・・・・・・・
そしてまわりまわってその100ユーロはホテルに借金がある人によって再びホテルのオーナーの手に戻ってきました。ところがその時、今夜宿泊する予定だった旅人は、「部屋が気に入らない」という理由で、ホテルを出ることになったのです。当然、100ユーロは返金されました。
あら不思議!結局皆の負債は解消されたのに、街に残った金はプラスマイナス「ゼロ」!
不景気になると金を使わなくなります。個人も企業も。でも呼び水が必要なのです。そして呼び水は経済が回りはじめれば無駄にはならないということです。
一般的に不景気になると金利を下げて個人や企業が簡単に金を借りられるようにします。この「呼び水」を狙ってのことです。しかし、景気が悪いと、その金すら借りずに守りに入るのが人間です。だから、国は借金をしてでもどんどんと金を使うしかないこともあるのです。でないと上のジョークのような好循環は生まれません。
是非こうなったら十兆円でも二十兆円でも三十兆円でも金を使ってください、鳩山様。是非、未来の科学技術、日本のインフラ充実のために、使ってください。ガンガンと使ってください。国民に現金を渡してはいけません。使わないかもしれないからです。国が実際に使うのです!債権国日本は他の主要先進国と違ってそれができる数少ない国なのです。
国民を説得する仕事こそ政治家の仕事すべてですよ、首相!
景気が悪く、円高も直撃する今だからこそ、皆さん、未来に備えようではありませんか。未来につながる科学技術に投資をし、未来につながるインフラを整備し、未来につながる一流の技術者、科学者を育てようではありませんか、皆さん。日本の将来に投資をしましょう。・・・・・・
「議論しなくてはいけない」なんていまさらのんきなことを言っている場合ではないのです。
・・・・って、無理か・・・・・マニフェストでうたってないもんね、こういうこと。予算を削り、赤字国債なしか・・・・(涙)現政権に戦略ってあるのでしょうか?