オープンソースで提供されるソフトには様々なものがあり、中には世の中を変えたものもあります。例えばLinuxがその代表選手でしょう。一般的にはあまり知られていませんがAndroidもLinuxを採用したもので、それ自身もほぼすべての機能がオープンソースとして公開されています。
最近あるオープンソースでできた「サービス」をWaffle Cellで提供しました。なかなか素晴らしいものです。しかし説明を読むと起動は「コマンドライン」で行い、利用する場合はブラウザで指定されたURLを手動で入力する、というものでした。それだけではありません。ブラウザを閉じてもそのサービスが止まることもなく、URLを入力し管理画面を表示するまで動いているのか動いていないのかもわかりません。
ちなみにこの問題を解決するプログラムを書きましたが、10行程度のものでした。それならばはじめから実装していてもいいと思うのです。10行のプログラムだって大多数の一般人には作れません。
別のオープンソースではユーザー認証機能がなく、あるユーザーがその実現方法を開発者に尋ねたら
私たちは核の部分を作っているのでそれはご自分で実装してください
そういうわけで、思うわけです。たくさんあるオープンソースを一般の人にも簡単に使えるようにするための「組織」が必要なのではないかと。そうすればユーザーンターフェイスも統一感が出てより完成度が上がるかもしれません。一般ユーザーが自分で使えるようなものでなくてはクラウドにはかないません。
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