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M.Nの孤独な挑戦
究極の秋鮭銀聖1本を丸ごと料理する!
ふわふわの身、ぷりぷりのイクラ

タラバガニにつづき、今回は秋鮭の王様、銀聖に挑戦です。この銀聖は北海道は日高の沖合いで捕れる最高級の鮭です。

私たちが普通イメージする鮭は、秋に産卵の為に故郷の川に登るものですが、この銀聖は沖合いで捕られたものです。鮭は基本的には海の魚ですが、産卵時には川に戻ってきます。そして真水に触れると皮は黒ずみ、本来の銀色を失います

下の写真を見てください。これが日高の沖合いで捕れた秋鮭、銀聖です。どうです、この美しさ!この美しさは沖合いで捕れた証拠です。そしてこの銀聖は沖合いで捕れた鮭の中でも特に高品質のものなのです。

ちなみに最近では川を登ってきて黒ずんだ皮を薬品で処理をして、銀色にして鮭を販売する業者があります。くれぐれも注意が必要です。


この銀聖は札幌の高橋物産から届いたもので、メスです。4キロ近くある大物で、もちろん筋子入りです。


「普通」のまな板にのるとこんな感じです。まるまると太っているでしょう?



実は鮭を解体するのははじめての経験でした。しかし高橋物産から銀聖と一緒に送られてきた説明書にそって解体すれば、そんなに難しくはありません。
 
解体の手順を簡単に説明すると、まず腹を切って筋子と内臓を取り出し、背骨にそって包丁を入れて3枚におろすだけです。難しそうですか?いえ、いえ、自信をもってすればうまくいきます。(人生と同じですよ!)でも説明書はちゃんと読みましょう!(これも人生と同じですよ!)

どうだ、まるでスーパーで売っている切り身のようだろう!

でも、はっきりいって違います。脂の乗りが違います。身の締りが違います。食べたらその味といったら・・・!!!!まったくの別物です!


 
筋子も説明書にそってぬるま湯でほぐしながらバラします。右はそのイクラですが、イクラ丼ならば軽く10杯分はありそうです。ちなみに味付けは醤油2に対して酒が1です。私の場合はこれにインスタントのダシを加えてみました。一晩漬ければ極上のイクラが出来上がります!(感動)


鮭は刺身では食べられません。理由は寄生虫がいるためです。ですから加熱するか、冷凍にする必要があります。背中の身をラップで包み、冷凍にしたのが上の写真です。これを凍ったまま薄く切り、刺身として食べます。これがルイベです。ルイベはあつあつのご飯と一緒に食べると、もう最高です!(私の大好物)


さて、3枚におろしたのはいいのですが、所詮は素人の私。骨にはそれなりの身がついていました。


そこで骨でスープを作ったのです。鮭を1本料理しないと骨は手に入らないので、有効に使います。



身を細長く切り、火であぶります。必ず切ってから小さい断片に火を通してください。香ばしさを出すためです。それをご飯にのせ、スープ(醤油味)をかけます。イクラもたくさんあるので(!)、イクラものせましょう。

極上の「鮭スープ親子漬け」の出来上がりです!

今回いろいろな料理に挑戦しましたが、これはその中でもお気に入りのトップ3に入ります。

もちろん長ネギを入れて普通のスープとしてもいけます。ちょっと醤油の色が濃いですが、塩で味を調えればもっと上品に仕上がると思います。


どうです、飲みたいでしょう?凄くダシがきいていて、美味いです。


これは手抜き料理の典型です。本当は味噌漬を作りたかったのですが、身が多めについている骨を焼き、味噌と長ネギを添えて手抜きをしてみました。

身を焼く前に軽く塩を振り、お好みで一味を振り掛けます。

味噌を箸で身に少し付けながら食べます。だいたい味が想像できるでしょう?でも銀聖のふわふわ感は想像できないだろうな・・・


さて、次は味噌ラーメンです。キムチも用意しました。

まず麺とは別に具をラーメンのスープで茹でます。そして別に茹でたかなり固めの麺を具とスープに加えて少しだけ煮ます。






そして大量にあるイクラ(自慢)をのせれば、このような贅沢な味噌ラーメン(ピリ辛)の出来上がり!


とにかくイクラがたくさんあるので、イクラ丼も作りました。この大量のイクラ、単独で買ったら5000円?6000円?もしかしたら7000円?という感じです。


(ちなみに日曜日の昼に食べたインスタントラーメンにもイクラをのせて食べました。ごめんね、私だけ贅沢しちゃって!えへへ!)

さて、次は親子スパゲティーに挑戦です。身は細かく切り、塩、コショウで味付けをします。そして小麦粉をまぶし、油でカラット揚げます。途中でにんにくを加え、にんにくが焦げないように注意しながら、からりと揚げるのがポイントです。


あとはスパゲティーを茹でて、その上にあげた鮭の身とにんにく、海苔、そしてもちろんイクラをのせて出来上がり!味はイクラの塩味で十分です。(ただし麺を茹でるときには塩を忘れずに)

スパゲティーで銀聖のから揚げを作り、あまりにも美味かったので、もっとから揚げを作ろうかなぁ、と思ったのですが、「こんな高級な鮭をから揚げにしていいのか!?」と一瞬冷静になったのでした。しかしもっと冷静になり、

「あの高級魚のふぐにもから揚げがある!」

ということで、今度は酒と醤油で下味をつけて、から揚げを作ってみました。器も高級感を出すためにこんな感じにしました。レモンでも添えればもう完全な高級料理です。味も普通の鮭と違い、一瞬「あれ?鳥のささみ?」と思うような食感です。これを食べて鮭とわかる人は少ないはずです。
そして突然ですが、Q&Aです。
M.Nさんはこれを全部食べたのですか?
もちろん食べました。これ以外にも普通に切り身を焼いて食べたりしました。驚くほどふわふわした身で、バターでソテーしたものもかなりいけました。驚きです。

解体は本当に誰でもできますか?
思ったよりも簡単でした。説明書をよく読めば、解体は20分程度でできるでしょう。自信がなければ魚屋さんにお願いするという手もありますが、自分でやるから楽しいのです。この楽しい作業を人に頼むなんて、もったいないです。

イクラをほぐすのは難しそうですが・・・
難しくはありませんが、少し時間がかかります。たぶん私は30分くらいかかったと思います。でも分量も多いので、仕方がないかな?

なぜ写真にはM.Nさんが写っていないのですか?
一人で解体し、一人で料理を作り、一人で食べたから本人は写真に登場しません。でも本当に自分でやりました。左手が写っているのは、右手にカメラを持っているからです。ほめてください。

私は美人です。是非料理を私の為に作ってください。
鮭(銀聖)を1本持参で遊びに来てくれれば作ります。でも食べきれなかった鮭とイクラはおいていってください。お土産はなしです。


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