昔から「敵を知り己を知れば百戦危うからず」といいます。まずは敵(迷惑メール)の目的と種類を知りましょう。
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迷惑メールも、当然目的があって配信されています。そしてその多くは「宣伝」が目的です。昔ならば郵便受けに入っていた「ダイレクトメール」が電子メール化したと言えるでしょう。しかも迷惑メールは多くは「出会い」「アダルト系」の内容で、中には詐欺的なものもあります。
郵便で送っていたダイレクトメールと違い、なんたって送信する側には切手代がかかるわけでもなく、、メールアドレスさえ手に入れてしまえば後は極めて低コストでメールの配信を行う事ができます。
そしておそらくは数億通出して、数通ひっかかればコストがペイするような仕組みになっているのでしょう。そんなわけで送信業者はせっせと迷惑メールを出し続けるわけです。
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迷惑メールの目的別種類を大別すると
リンクをクリックさせる
電話させる・返信させる
情報を流布する
というパターンに大別されます。
○リンクをクリックさせる
メール本文中にURLを入れて、そこをクリックしてアクセスさせるのが目的です。
大半は出会い系・アダルト系の会員募集ですが、中にはアクセスするだけで
「会員登録されました、○○○円をお振込み下さい」
という詐欺の内容のものもあります。
リンクをクリックさせるのが目的の迷惑メールは最もポピュラーなものです。
○電話をさせる・返信させる
日本ではあまり少ないのですが、米国発(と思われる)の英文の迷惑メールには「電話番号」が書かれているものがあり、そこに電話させる事を目的とした手法があります。メールに電話番号がかかれていても、心当たりのない限り電話する必要はありません。
似たような手法で、メールに返信させるというものがあります。
例えば、本文は下のような短い文面で、文中にリンクも入っていないようなメールが届く場合があります。
こんにちは。もうお相手見つけたかな?
まだでしたら良かったらメールしませんか?
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「リンクが入っていないから迷惑メールじゃないようだし、誰だったけ?」などとうっかり返信してしまうと、相手からクリックさせたいURLが入ったメールが届くというシステムです。
しかも同時にあなたのメールアドレスが「使われている」アドレスであるという情報が迷惑メール業者に知られてしまい、名簿に載せて他の迷惑メール業者に売ることが出来るという、相手にとっては一石二鳥のシステムです。ただ、返信する確率はリンクをクリックする確率より低いために、このタイプの迷惑メールはメジャーではありません。
○情報を流布する
これは今のところ英文メールでしか確認されていませんが、次のようなものです。
送られてくるメールの内容は「○月×日に凸凹商事の株価が上がる」という内容のものです。
これは次のような目的で流布されています。
上がる指定された銘柄は、ほとんど価値の無い最低価格の株であるため、少ない資金でも大量に株を買えます。そして大量に買えば株価は急騰します。実はメールを出した業者が価格を吊り上げるために株を買っていたのです。
何度かそういう事を繰り返すと、今度は業者が買わなくてもメールを受け取った人たちが「あのメールの情報は正しい、株価が上がる!」と思い始め、メールで指定された銘柄の株を購入するうようになります。
こうなればしめたもの、業者はあらかじめ安値で株を購入しておいて、メールを出し、値段が上がったところで自分たちの手持ちの株を売り抜けて利益を手に入れます。
このパターンは迷惑メールの中でもかなり巧妙な方法で、考え付いた人はかなり頭のいい人ではないかと思います。しかし頭がよかろうが何だろうが、迷惑千万なのには変わりありません。
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